皆さんこんにちは、PLUS W.UNITです。
現在「抗菌」や「抗ウイルス」のマスクは沢山発売されていますよね。
せっかくならば、「より安全なマスクを使いたい」と皆さんが思っているはずです。
でも菌やウイルスは目に見えるものではないので、その効果性など、どういった点を気にして購入したら良いのか?わかりづらいですよね。
今回はそんな「抗菌」や「抗ウイルス」のマスクを選ぶ際のポイントになるところをお伝えしたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
抗菌?抗ウイルス?何を信じれば良いのか?
抗菌、抗ウイルスの効果性を測る指標としては、各試験場が出している試験結果(報告書)を見ることです。
多くのものは、ちゃんと試験をして試験結果を商品のパッケージや、オンラインショップ上などに提示しています。
試験結果(報告書)等の見方
抗菌試験の例
一般的な繊維製品の「抗菌性の試験」としては「JIS L 1902(ISO 20743)」という規格があります。
こちらは細菌数の減少又は細菌を死滅させることによって、繊維上の細菌の増殖を抑制する効果を調べる試験です。
今回はなるべく簡単に試験結果の「どの数値を見れば良いのか?」だけをお伝えしますね。
答えは「抗菌活性値」の数値を見れば効果性が一目瞭然です。
例えばこの試験結果であれば、表の中あたりにある抗菌活性値が「2.0」となっていますが、表の右下に書かれた効果基準のところに「2.0」以上のものに効果が認められると記載されているので、抗菌効果があるということですね。
さらに詳しく知りたい方は、一般財団法人カケンテストセンターのこちらのページをご覧ください。
抗ウイルス試験の例
一般的な繊維製品の「抗ウイルス試験」としては「ISO 18184 (JIS L1922)」という規格があります。
繊維製品上に付着したウイルスの感染価(細胞感染性を持つウイルス粒子の数)が減少する度合いを確認します。
試験結果の見方は抗菌のものと似ていて、表の右下に記載された「抗ウイルス活性値」を見てください。
この表では「3.0〜3.2」の数値が出ています。「抗ウイルス活性値」が「2.0」以上で効果が認められることとなっていますので、抗ウイルス効果があるということになります。
さらに詳しく知りたい方は、一般財団法人カケンテストセンターのこちらのページをご覧ください。
いかがだったでしょうか?
この試験結果、報告書を提示しているマスクは、基本的には効果性があるものと思って良いと思います。
抗菌や、殺ウイルス商品を見るときの参考になれば幸いです。
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